【感染症】感染症分布の世界地図で 感染症の少ない国が一目瞭然

海外移住とマラリア分布の世界地図

マラリアとは

ハマダラ(羽斑)蚊の吸血により、人に感染する感染症です。
マラリアは、感染率や死亡率の高さで世界最大の感染症といわれており、毎年5億人を超える人々がマラリアに感染し、年間死亡者数が およそ300万人と推定されています。

マラリアの感染リスクがある国は103か国にも上り、マラリア感染の危険地域に居住する推定人口は、世界人口の40%、約22億人も存在します。


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マラリア分布の世界地図 ( Malaria endemic countries )
(中南米 以外)
( Malaria-endemic countries in the Eastern Hemisphere )

マラリアの分布地図(中南米 以外)


マラリアの分布地図(中南米) ( Malaria-endemic countries in the Western Hemisphere )

マラリアの分布地図(中南米)

[ 出典 ] 
CDC Travelers' Health | Chapter 4-Malaria-Yellow Book (英語)

CDC ( Centers for Disease Control and Prevention ) 」サイトより (英語)


【マラリアの症状】
高熱、震え、咳、下痢、関節痛、頭痛、吐き気、全身の痙攣、昏睡など。(子供の場合は感染当日の死亡例もあります。)

マラリアの症状・治療・診療科目

健康と医療の総合情報サイト | 健康Salad 」サイトより

【マラリアの種類】
熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、卵形マラリア、四日熱マラリアの4種類があります。(最も危険なものは熱帯熱マラリア)

【マラリアの潜伏期間】
マラリアは感染してから1週間から4週間で発病することが多いといわれていますが、まれに数か月から1年以上たってから発病したり、治癒したと思っても、1年後に再発した例もあるため注意が必要です。

【マラリアの予防法】
抗マラリア薬を服用することで予防可能ですが、抗マラリア薬の効かない耐性マラリアや副作用の問題があります。

そのため、マラリアの予防にはマラリア分布地図などで感染地域を知り、マラリアの感染の危険性のある国への渡航を控えたり、マラリアの感染の危険のある地域には行かないことが最善の予防法です。

また、やむを得ず感染の危険性のある地域に渡航や滞在の必要がある場合は、蚊に刺されないことが最善の予防法といえます。

(長袖の服装も対策としては有効ですが、熱帯の気候においては暑さに耐えられないという問題があったり、虫よけ剤も汗で虫よけ薬が流れてしまうため、頻繁に塗りなおす必要があります。

そのほか、予防対策として有効なものに蚊帳(かや)があります。
蚊帳は現地で調達するよりも品質の面から日本製が安全という意見もあります。)


[ 人口 10万人当たりのマラリアの患者数の分布地図 ]
(Malaria cases ( per 100,000 ) by country,)

人口10万人当たりのマラリアの患者数の分布地図 ( WHO )

[ 出典 ] 「世界保健機関 WHO ( World Health Organization ) 」サイトより (英語)


知られていないマラリアの感染リスク国 韓国では、1993年に わずか1人だったマラリアの発生が5年後の1998年には約4000人と急激に増加し、2000年に4142人、2005年に1324人、2006年は2021人、2007年は2192人のマラリア患者が確認されています。

※おもに三日熱マラリア患者ですが、最も危険とされる
熱帯熱マラリア患者も報告されています。
[ 出所 : YONHAP NEWS 2008年5月7日 15時2分 配信 ]

これは導入マラリア ( introduced malaria ) が起源といわれ、
海外渡航者によって持ち込まれたマラリアが、韓国のハマダラカに伝搬したものが定着し、土着マラリア ( indigenous malaria ) になってしまったと いわれています。

海外渡航が活発な国や移民の受け入れの多い国では、導入マラリア ( introduced malaria ) のリスクが高いとされています。

そのため、移民を受け入れる国では、導入マラリア ( introduced malaria ) により、マラリアが蔓延する懸念があるため、マラリアの蔓延国からの観光ビザの申請時や学生ビザ、商用ビザ、永住ビザの申請、更新時にマラリアの血液検査を導入し、専門機関による無感染証明書類を義務付けるなど、マラリアの侵入防止対策とマラリアの蔓延防止対策が必要であるという専門家の指摘があります。

(自国民を感染症の脅威から守る防疫的観点などから、多くの国々で査証取得の際にHIV検査が必要な国や入国時にイエローカードと呼ばれる黄熱病予防接種証明書の提示を義務付けている国があります。)

黄熱分布の世界地図


韓国でマラリアが発生している事実は、ほとんど報道されていないこともあり、マラリア予防薬や虫よけなどのマラリアの予防対策を全くしていない無防備な旅行客も多く、注意する必要があるという専門家の意見があります。

また、マラリアの流行地域においては、輸血マラリア ( transfusion malaria ) にも注意が必要です。

輸血マラリアとは、マラリア原虫が感染している血液が輸血されることにより発症し、成分輸血でも起こります。(韓国でも輸血マラリアの症例が報告されています。)

抗マラリア剤の現状と開発
同記事に「韓国での三日熱マラリアの再流行は全土に拡大し、年間4000人近い患者が報告されている。」との記述もあります。

社団法人 日本薬学会 」サイトより


マラリアと貧困
住友化学のアフリカ支援 | アフリカにおけるマラリアの現状

住友化学 」サイトより


[ マラリア関連情報 ]

感染症についての情報 マラリア

厚生労働省検疫所 海外感染症情報 FORTH 」サイトより


世界で大流行 マラリアの脅威

ナショナル ジオグラフィック 日本版公式サイト 」サイトより


Malaria (英語)

CDC ( Centers for Disease Control and Prevention ) 」サイトより (英語)


Malaria (英語)

世界保健機関 WHO ( World Health Organization ) 」サイトより (英語)


マラリア - 寄生虫による感染症

メルクマニュアル家庭版 」サイトより


マラリアの薬剤耐性が強化、原因は偽造薬 専門家

AFPBB News 」サイトより


琥珀の中から新種の吸血バエ化石を発見
同記事に「顕微鏡による分析では、コウモリに寄生するマラリア原虫の新種も見つかった。霊長類以外を宿主にするマラリアは非常に珍しく、研究論文は5、6件しか発表されていない。化石の調査により、2000万年前からマラリアの媒介役だった事実も明らかになった。 」などの記述があります。

吸血蛾を発見、進化の途上か?

ナショナル ジオグラフィック 公式日本語サイト 」より


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