【感染症】感染症分布の世界地図で 感染症の少ない国が一目瞭然

海外移住とシャーガス病の世界地図

シャーガス病(アメリカ トリパノソーマ症)とは

サシガメという昆虫が媒介。

【症状】
寄生虫が心臓の筋肉に感染した場合、心臓障害を患い、死に至る例や輸血による感染、母子感染もある。腸や食道に感染した場合、臓器が巨大な袋状となり機能不全に陥る。

【潜伏期間】 10から20年。



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ひらがな めがね 」サイトより


シャーガス病(アメリカ トリパノソーマ症)の分布地図Chagas Disease ( American Trypanosomiasis ) Risk Maps

シャーガス病の分布地図

[ 出典 ]
世界保健機関 WHO ( World Health Organization ) 」サイトより (英語)


【シャーガス病・関連情報サイト】


世界の医療事情 パラグアイ
同記事に「サシガメの排泄物などに汚染された食品や飲料を摂取することで急性シャーガス病にかかる事例が報告され、特にアサイーという果物と密接な関係があるとも言われており、ご注意ください。

さらに、昆虫以外でも、トリパノソーマに感染した動物の排泄物などからの経口感染もあるようですし、食品や飲料が汚染されていなくても、汚染された土壌などが手に付着し、最終的に口に入る可能性もあります。食事前の手洗いを励行してください」などの記述があります。

世界の医療事情 アルゼンチン
同記事に「サシガメの糞のついた果物から感染することもあるといわれていますので、流行地では果物をしっかり洗ってから食べる必要があります」などの記述があります。

世界の医療事情 ブラジル
同記事に「近年は経口感染(サシガメの糞に汚染されたフルーツ ジュースなどを摂取することで感染)が主体となっています。

パラー州を中心として、不衛生なアサイー食品からの感染例が多いので注意が必要です」などの記述があります。

外務省 」サイトより


感染症の健康安全講話 グローバル化で感染が拡大
同記事に「サシガメという昆虫を媒介し感染するシャーガス病にはまだワクチンがなく、自発的な予防が必須と訴えた。

予防としては虫除けなどを使い刺されないこと、また、サシガメの糞などで汚染された食べ物を摂取しないことが挙げられた。

特にアサイーを介した感染が多く、パラー州などを訪れた際は、街角で売っているアサイーは未処理なものが多いので食べることを控えるよう促し、工場で処理されたものには心配ないとした」などの記述があります。

シャーガス病の周知徹底を
同記事に「シャーガス病は、中南米に生息するサシガメの糞の中にいるクルーズ・トリパノソーマという病原体が引き起こす寄生虫症。

サシガメに刺された際に、刺されたところをかくことで糞が皮膚を通して刷り込まれ、感染する。

この感染経路によって日本国内で感染することはないが、感染していることに気づかずに日本へ渡った中南米出身者が献血で提供した血液からの感染や母子感染は日本でも起こる可能性があると同氏は強調する。

感染しても数年間症状が出ない場合があるが、治療しなければ心臓疾患や消化器の機能不全などの深刻な健康問題を引き起こして死に至る場合もあり、日本国内でシャーガス病が死につながった日系人の事例がすでに確認されている。

また、聖州やパラナ州出身の日系人労働者からも陽性反応が出ている現状を挙げ、住んでいた地区に限らず、中南米出身者は感染の有無を出国前に確認し、陽性だった場合は定期的な検査を受けるようにと警鐘をならしている。

日本国内の問題点としては、日系人も含めてシャーガス病の存在を知らない人がいることや、感染していることを知らずに生活している日系人がいる点を挙げた。

「まずは周知されなければならない」と、中南米出身者には検査を義務付けるべきだと同氏は考えている」などの記述があります。

2010年12月2日付
同記事に「サトウキビ、アサイー、フェジョンからシャーガス病に感染したという話があった。

三浦教授によると、日本へ輸出されているものや正規に流通しているものは消毒されているため、それらのものから感染することは考えられないという」などの記述があります。

サンパウロ新聞 」サイトより


経口感染=衛生に留意を=シャーガス病=日伯友好病院長に聞く
同記事に「アマパー、サンタ・カタリーナ両州で二、三十人規模の感染者が確認されたシャーガス病。

サンパウロ市のバールやフェイラでもお馴染みのアサイやサトウキビジュースから「経口感染」していたことが明らかになり、不安が広がっている。

日伯友好病院の大久保拓司院長は「消化器官の連鎖反応を止めたり、心臓肥大を起こしたりする事態を招く病。死にも繋がる。

衛生に問題のありそうな、路上の売店で飲食する場合は注意が必要だ」と話す。

奥地の風土病で、病原体を保有するさしがめ虫が人間の皮膚を刺し感染する――。

これまで、シャーガス病は一般的に そのように認識されていた。

今回、両州で起きたケースは、都市部や海岸地帯の住民が口にした飲料から感染している点で、異なっている。

さしがめ虫の排泄物、あるいは虫自体が一緒に砕かれて飲料に紛れ込んでいたことが引き金となったようだ」などの記述があります。

ブラジル知るならニッケイ新聞WEB 」サイトより


日本にシャーガス病が発生 出稼ぎ者が持ち込む
同記事に「日本でただ一人のシャーガス病研究者である慶応大学医学部熱帯医学寄生虫学の三浦左千夫助手の調査によると、中南米出身の在日日系人でシャーガス病ではないかと疑われ検査(一九九九年~二〇〇六年)をした二十九人の内十二人(四一・三八%)からシャーガス病病原体の陽性反応が出た。この十二人の内六人の家族からシャーガス病患者が出ている。これは同じ環境下で生活していたためか、あるいは母子感染(出産で母子感染する)したのかははっきりしない」

「シャーガス病病原体を媒介するのはサシガメ(吸血性のカメムシ)で、病原体はサシガメの糞の中にいる。

サシガメに刺されたとき傷口をこすり、刺し傷に糞(サシガメは吸血すると満腹し脱糞する)をすり込んでしまうことで感染する。

もちろん、保虫者から輸血、臓器移植された場合も感染する可能性が高い。

サシガメは土壁などに生息し、日本移民が多く入植した、マリンガ、ロンドリーナなどのパラナ州の内陸部一帯、サンパウロ州の奥地のプレジデンテ・プルデンテ、リンス、リベイロンプレット辺りも生息地域」

「三浦助手は、最近になってシャーガス病の病原体がアサイ、サトウキビの生ジュースの中にいることが分かったことから、南米への旅行者は美味しいからといって みだりに新鮮なアサイ ジュース、サトウキビ ジュースなどを飲まないようにと注意を促している」などの記述があります。

あるぜんちな丸 同船者寄稿集 」サイトより


ウシ ラクトフェリンを用いたトキソプラズマ原虫の生体機能の解明
同記事に「トキソプラズマ原虫のトランスファミリータンパク質に対する結合性タンパク質を解析するために、far Western blot法によって鉄結合性タンパク質とトキソプラズマ原虫の結合性について実験を行った。

その結果、ウシ ラクトフェリン、ウシ トランスフェリン、オボトランスフェリンは互いにトキソプラズマ中の同じ可溶性タンパク質に結合すること、その分子量は約42kDaであった。

また興味深いことに、トランスフェリンレセプターを持つことが知られているトリパノソーマ原虫を用いて同様な実験を行ったところ、ウシ ラクトフェリン、ウシ トランスフェリン、オボトランスフェリンは互いにトリパノソーマ中の同じ分子量約40、43kDa付近の2つのタンパク質と結合することが分った。

これらの結果から、同じ原虫であっても、鉄結合性タンパク質に反応するタンパク質は原虫の種類によって異なることが分った。

また、40kDaのラクトフェリン結合タンパク質についてN末端アミノ酸配列を決定したところ、グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼであった。

現在43kDaのラクトフェリン結合タンパク質についてはN末端アミノ酸配列を解析しているところである。今後は これらのタンパク質の機能について検討するつもりである」などの記述があります。

KAKEN 」サイトより


シャーガス病(アメリカトリパノソーマ症)について
同記事に「シャーガス病の治療費は相当な額になります。コロンビアだけでも、2008年にシャーガス病の患者全員に必要な医療費は推定で約2億6,700万米ドルでした。

また、媒介昆虫の制御と駆除に必要な殺虫剤の散布には年間で約500万米ドルかかっています」

「シャーガス病は、主にカリブ海諸島を除くラテンアメリカ大陸地域で発生しています。

しかし、この数十年間は、アメリカ合衆国、カナダ、ヨーロッパの多くの国々や、西太平洋の いくつかの国でも患者の発見が増えています。

これは、主に、ラテンアメリカと他の地域で人々が往来したことによります」

「T. cruziは、次のようなことでも伝播します。

・T. cruziを含む汚染された食品、例えば、サシガメの糞尿に汚染された食品等の摂取

・感染した人からの血液の輸血

・妊娠中や出産時の母親から新生児へ感染(母子感染)

・感染した提供者からの臓器を使った臓器移植

・検査室での事故」

「シャーガス病は、ベンズニダゾールやニフルチモックスによって原虫を駆除することで治療できます。

どちらの薬剤も、先天性の感染を含めて急性期症状の出現後、直ぐに投与されれば、この疾患を ほぼ100%治癒させる効果があります。

しかし、どちらの薬剤も感染経過の長い患者では効果が減弱します。

この治療は、感染症の再発(免疫不全等による)と慢性期初期の患者に対しても行われます。

感染した成人、特に症状のない成人感染者には、駆虫薬治療は疾患の悪化や進行を防ぐために実地する必要があります。

シャーガス病の悪化を防ぎ進行を遅らせるために行う薬剤の潜在的効果は、対象となる人々の中で(2か月までの)長い治療期間と起こりうる副作用(治療を受けた患者の40%に起こる)とを比較して検討されることになります。

ベンズニダゾールやニフルチモックスは、妊娠女性、腎不全、肝不全の患者には投与すべきではありません。

ニフルチモックスは、神経疾患や精神疾患の既往がある人にも禁忌です。

さらに、心疾患や消化器の症状出現に対しては、臓器特異的な治療が必要になることもあります」などの記述があります。

FORTH|厚生労働省検疫所 」サイトより


Chagas Disease (英語)

CDC ( Centers for Disease Control and Prevention ) 」サイトより (英語)


Chagas Disease (英語)

世界保健機関 WHO ( World Health Organization ) 」サイトより (英語)

「サシガメ」の襲撃テクニックを解明

ナショナル ジオグラフィック日本版 」サイトより


吸血昆虫が引き起こす致命的な病気、世界で まん延し始める

サーチナ ( Searchina ) 」サイトより


青色光を当てるとハエ・蚊などの昆虫が死ぬことを発見
同記事に「将来的には青色のLED光などを害虫の発生している場所に当てることで、簡単に殺虫できる害虫防除装置の開発が期待できる、としており、波長を工夫することで、衛生害虫・農業害虫・貯穀害虫・畜産害虫など様々な害虫に適用できるクリーンな殺虫技術になる可能性がある」などの記述があります。

レーザー網で蚊を撃ち落とすシステム「Photonic Fence」
同記事に「Intellectual Ventures Laboratoryが開発する このレーザー装置は、すでに蚊、チョウ、マルハナバチを区別することができ、さらには蚊のオス・メスさえ区別できる精度に到達しているとのこと。

Photonic Fenceはソフトウェア・センサーを変更することで蚊以外の害虫にも対応できるので、農場での活用も期待できそうです」などの記述があります。

GIGAZINE (ギガジン) 」サイトより


侵略的外来種の昆虫、世界で約7.9兆円の被害
同記事に「侵略的外来種の昆虫がもたらす被害は、毎年少なくとも770億ドル(約7兆9000億円)に上ることが、2016年10月4日に発表された研究論文で明らかになった。

論文は、この数字が氷山の一角であり「かなりの過小評価」されていることも指摘している」

「論文の執筆者らは、研究の大半は北米と欧州を対象としており、その他 地域での食害や病気の媒介といった大きな損害については十分に考慮されていないとしている。

最も破壊的のはイエ シロアリで、巨大コロニーに住み、木造構造物や生きた木を食い荒らす。米国の幅広い地域に蔓延しており、駆逐するのは不可能とされている。

外来昆虫に起因する保健コストは、世界で60億ドル(約6200億円)を上回る。その大部分は蚊が媒介する熱帯病のデング熱に起因するものだ」

「新たなテリトリーに移動し大惨事をもたらしているのは、世界 約250万の昆虫種のうち、たった2200種。そして、他所に移る昆虫種の10%のみが定着し、さらに その10%だけが侵略的な存在となる。

研究を率いたフランス国立科学研究センター(CNRS)のフランク・コーチャンプ(Franck Courchamp)氏は、解決策を「バイオ セキュリティー」と指摘。

「これには特定の地域からの船舶・航空貨物の検査、高リスク輸入物資の処理義務付けを確保する法制度、新たな侵入種の迅速な根絶が含まれる」と説明した。

コーチャンプ氏は、さらなる農薬の使用や遺伝子操作などの技術には否定的な見方を示している。

在来種を含む すべての昆虫は、農業に大きな損害をもたらし、世界の収穫30~40%に影響を与える。これは、10億人の食べ物に相当するという。

国際自然保護連合(IUCN)は、侵略的外来種のデータベースを整備しており、現在では植物と動物、細菌、菌類を含む ほぼ900種がリストに含まれている」などの記述があります。

蚊に細菌を感染させて伝染病の拡大を抑制、豪研究
同記事に「人間にとって致命的な病気を媒介する蚊にある細菌を感染させると、病気の感染拡大を抑制できる可能性があるという研究結果が、米国科学雑誌「セル(Cell)」に掲載された。

研究を行ったのは豪クイーンズランド大学(University of Queensland)のスコット・オニール(Scott O'Neill)氏が率いる研究チーム」

「細菌の一種「ボルバキア(Wolbachia)」を、病気を媒介するある種の蚊に感染させると寿命が半減することは過去の研究で知られていた。

今回の研究では、ボルバキアに感染した蚊は寿命が短くなるだけでなく、デング熱やチクングンヤ熱、鳥マラリアなどの病原体に感染しにくくなることが分かったという。
 
研究チームは人工的にボルバキアに感染させた蚊を自然界に放てば野生の蚊に感染を広められるとみている」

「ボルバキアは自然界に広く存在する細菌で全昆虫の約60%に感染していると見積もられている」などの記述があります。

AFPBB News 」サイトより


ボルバキア

ウィキペディア (Wikipedia) 」 サイトより


ウンカの共生細菌スピロプラズマは性比をメスに偏らせる

農業・食品産業技術総合研究機構|農研機構 」サイトより


物理学で、世界を形づくる「大きな原理」を探る ( PDF: 3.016945 MB)
同記事に「多くの微生物は「べん毛」を使って動きます。しかし、べん毛を持たずに素早く動きまわる微生物もいます。

ねじったヒモのような形をした「スピロプラズマ」と呼ばれる細菌が その一例です。

スピロプラズマの運動メカニズムは長い間謎に包まれたままでしたが、2005年、そのからだには右巻きの らせんと左巻きの らせんが共存し、切り替えポイントを移動させながら進んでいくという奇妙な動き方が顕微鏡で観察されました。

「生物の動きや形も,物理法則の上に成り立っています」

「この微生物が どのように推進力を生み出すのか、連続体力学という物理学の視点から解明に取り組みました。

そして、時には数週間にもわたる計算と試行錯誤を繰り返しながら、微生物のからだを「弾性体(伸び縮みできる棒のようなもの)」として数式で表現し、シミュレーションで その動きを再現することに成功しました」

「スピロプラズマの移動速度をシミュレーションしたところ、らせん角度が35°のときに最速になるという結果が得られました。

これは、実際に顕微鏡で観察された結果と一致していました。さらに、切り替えポイントを中心に、逆向きの らせんが共存するにもかかわらず、目的の方向に移動できる秘密も みえてきました」などの記述があります。

立命館大学 」サイトより


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「顧みられない熱帯病」対策で資金拠出訴え WHO

AFPBB News 」サイトより



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ギズモード・ジャパン 」サイトより



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